2009/3/30

講演は郡司先生でした。たくさんの楽器を紹介していただきました。
今年も昼食時には、民族楽器を扱っているトロルさんの楽器・書籍販売があり、大好評でした。

リズム運動療法で使用されている楽曲を実際に体験していただきました。

リズム運動療法で使用されている楽曲を使って、子どもの実態を想像した上で、動作を考えてもらいました。どのグループも、実態のバリエーションも豊かで、アプローチの仕方にも創意工夫が凝らされていました。

アンケート結果より

 
<郡司先生の講演>

・ 楽器を使っての実践的な講演だったので、イメージしやすかったです。対象者に合わせた楽器の選択、相手に合わせた即興演奏、何を目的としておこなうのかを良く考えることの重要性を学びました。対象者がうまく感情を表出できるような援助をしていきたいと思いました。
・いろいろな楽器を体感しながら、わかりやすく講義していただきまして、楽器をただ鳴らせばよいというものではなく、子どもの視覚、聴覚、触覚を大切にしながら音を楽しむことの素晴らしさを感じることができました。
・とても多くのことを学ぶことができました。対象者の持っているものを引き出す力になり得る音楽についてよく理解できたと思います。一方的な援助になって はいけないという事、改めて考えることができました。楽器を通して利用者の方たちとのコミュニケーションを深めていきたいです。

 

<リズム運動療法講義・実技>

・感覚統合を学び始め、リズム運動ひとつとっても、様々な感覚を使っているだと学んだ。VTRで利用者さんが笑顔で楽しむ姿を見て、楽しむことの大切さを感じました。最後の「無理強いをしない、見守る」の線引きが自分の課題です。
・城谷先生大上先生の要点を得たお話をセッションの様子を写したビデオで、リズム運動療法というものの大切さを感じました。気持ちよさそうな子どもたちの顔が印象的でした。
(総務より)なお、DVD放映に関して音量が小さかったことをお詫びいたします。次回の研修会ではみなさんにセッションの様子がより伝わるよういたしますので、ご了承ください。

 

<創作実技について>

・実際に対象者を決めて、やるということがとても参考になりました。いろいろ意見を出し合ってする体制が現場でも大切ですね。
・曲のテンポ、対象者によって同じメロディがまったく別の動きにかわるのが興味深く、面白かったです。あるチームが段階を踏んで動きを考えていたのが、素晴らしかったと思いました。
・対象者の気持ちに呼びかけるようなリズムを考えることは、難しいと思いますが、対象の方を理解したいと言う気持ちも持ち続け、今日教えていただいた手法を役に立てさせていただきたいです。

 

<研究所より>

アンケートのご協力ありがとうございました。より良い研修会にしていきたいと考えておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。また、ご要望にありました「研修時間」に関しましては、開始時間を早めることを検討をしておりますので、お知らせいたします。